毎回進化を続ける宮本さん。
この日の事は忘れません。
ということで感想を綴ります。
SET LIST
1. ジョニィへの伝言
2. 赤いスイートピー
3. まちぶせ
4. きみに会いたい
5. 白いパラソル
6. SEPTEMBER
7. 愛の戯れ
8. ロンリーウルフ
9. First Love
10. やさしさ
11. 飾りじゃないのよ 涙は
12. 異邦人
13. ロマンス
14. DESIRE -情熱-
15. 化粧
16. 翳りゆく部屋
17. 悲しみの果て
18. あなた
19. あなたのやさしさをオレは何に例えよう
20. 恋人がサンタクロース
21. Woman”Wの悲劇”より
22. 木綿のハンカチーフ
23. 冬の花
24 サムライ
感想
Woman"Wの悲劇"のイントロSEでメンバー登場。
今回「ロマンスの夜」は、最終日のみの参加。
エビバデフレンドとX(旧Twitter)から、
今回の公演は前回「ロマンスの夜」と「縦横無尽」ツアーを足した感じと聞いていました。
聞いてから、この日になるのを指折り待ち
公演数日前に座席のお知らせが来て、1階8列目!!
スマチケと座席表を何度も見てしまいました。
Xなどで公演のセトリはわかっていたのですが、
演奏する曲がわかっていても同ツアーで曲順を把握していても、
何度も行きたくなるのはその時々で違う曲の表情を見せる宮本さんだから。
ステージから近めの座席で登場からしばらく、夢をみているようで
とにかく宮本さんを見つめ身動きをとるのも忘れていたように思います。
2曲目までステージ中央で歌に集中する宮本さん。
「きみに会いたい」
セクシーでさっきまでの女性的な感じと
男性のセクシーさでエビバデを完全に魅了。
歌声とその姿にもう目が離せません。
宮本さんに目が離せないのですが、ステージから近い席は
音を耳だけではなく振動として身体で感じて、メンバーの奏でる音が凄すぎてやばい。
特に、玉田豊夢さんのドラムがバシバシくるし、
名越由貴夫さんのギターは、ところどころやばいフレーズをサラッと弾いてる。
この音を体感している宮本さんは、テンションが上がらないわけがない。
「愛の戯れ」
リズムに合わせて手を振りエビバデの音頭をとり膝で軽快な動きの宮本さん。
エレカシの曲が3曲入っていて、初めは賛否両論あったようなのですが
この公演では純粋にエビバデは楽しんでいるようでした。
「やさしさ」
エレカシの時と歌い方が違うように感じました。
この日のみの参加なので、最終日バージョンだったのかもしれませんが
少しマイルドな気だるさが軽めのような
気分ってその時々で変化するものなので、自然であり新鮮でした。
「飾りじゃないのよ 涙は」
今までどちらかというと中森明菜さんの楽曲は、
他のカバー曲より一歩引いているような感じを受けていたのですが、
今回はご自身のものにされ歌われていましたね。
「あなたのやさしさを オレは何に例えよう」
メンバー紹介は私が参加した公演の中で、一番盛り上がっていたように思います。
名越さんの名人ぷり。
豊夢さんの手ドラム。
「ロマンスの夜」から参加の 須藤さん。
「数少ない理解者」と宮本さんにご紹介された 司令塔 小林さん。
「恋人がサンタクロース」
当時私はこの曲はあまり好きではありませんでした。
今思うと理由は、エレカシの「桜の花、舞い上がる道を」みたいな感じで
わざと背を向けて生きてたあの頃的な感じです(笑)
私も中年となり、宮本さんの真っ直ぐな歌声でこの曲を聞いたら
素敵な曲だったのだなと素直に聞くことができたように思います。
今回の公演に合わせて配信された
「Woman"Wの悲劇"より」
大切に優しく歌っていたのが印象的でした。
椎名林檎さんが
「宮本浩次さんという銘楽器」
と以前番組で仰っていた意味を今更ながら実感していました。
この方は、全身を使いエビバデに歌を届けてくれているのですよね。
頭の先から手足の指先まで、全部使って歌う人。
お茶目な動きは、花道に行った際にエビバデにハイタッチ。
手前の扉をチラッと覗いたり。
タンバリンが登場したかと思いきや、ステージそでにポイっ。
スタッフにゴメンしてました。
宮本さんのソロとエレカシのコンサートへ行くと
いつも元気をもらい幸せな気持ちになります。
私にとってこの日コンサートは、宝物のよう。
誕生日とクリスマスが一緒に来て、一番欲しかったプレゼントをもらったような日でした(笑)
生きているといい事ってあるんだな
と幸せを感じて。
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